3月11日に発生した東日本大震災から、もうすぐ1年が経とうとしています。
当時、LINEはまだこの世にはありませんでした。
3.11のあの日、多くの人が真っ先にしようとしたのは、自分の家族・友だち・恋人など「大切な人は無事だろうか」ということを心配し、連絡を取ろうとしていました。
また、いつ・何が起こるか分からないということを日本中だけでなく世界中のみんなが強く意識して、自分の大事な人と日頃からコミュニケーションを取って、感謝や想いを伝えることの大切さを感じるようになったと思います。
その想いは、私たちスタッフも同じでした。そのため、緊急時に電話回線がダウンしてもインターネット回線を通じて連絡を取ることができて、大事な人とすぐにつながることができるコミュニケーションサービスを作ろう、という想いを胸に急ピッチで準備を進め、震災の余波が続く中、1.5ヶ月で開発を行い、「LINE」というサービスをリリースしました。
LINEは、3.11がきっかけとなって生まれたサービスなのです。
緊急時には様々な目的でLINEを役立てていただくことができます。
・電話回線がパンクしてもインターネット回線を通してメールや音声通話ですぐに安否確認の連絡を取る
・もし自分や相手がどこにいるのか分からなくても位置情報を送ることで、家族の現在地を把握する
・テキストや声だけの連絡では不安なときも、家族や恋人、ペットの写真を送って顔見て安心する
このMAPには、防災士の方の協力で作成された「災害時お役立ち情報」も添付されており、「安否確認手段アプリ」の1つとして、Twitterと並んでLINEも紹介されています。
いざというときに大事な人と連絡が取れる手段として、また、日頃から大事な人と気軽に感謝や想いを共有できる手段として、家族や友だち、会社の同僚やご近所さんともLINEでつながっておくと安心です。